【作品解説】バンクシー「パルプ・フィクション」

パルプ・フィクション / Pulp Fiction

銃がバナナに置き換えられた人気グラフィティ


概要


作者 バンクシー
制作年 2002年〜
メディア 壁画、グラフィティ

『パルプ・フィクション』は2002年から2007年にまでバンクシーによって制作されたグラフィティ作品シリーズ。2002年から2007年までロンドンのオールド・ストリート駅近郊の壁にステンシル形式で存在していた。

 

クエンティン・タランティーノの1994年作品『パルプ・フィクション』に出演したサミュエル・L・ジャクソンとジョン・トラボルタが演じたキャラクターを描いたものである。2人が所持していた銃はバナナに置き換えられている。

 

非常に人気があったグラフィティ作品だったが、ロンドン交通局は「グラフィティの放置と社会的腐敗の一般的な雰囲気は犯罪を助長する」として消去された。バンクシーは同じ場所に再び「パルプ・フィクション」を描いたが、今度は服装がバナナになり、バナナは銃に置き換えられていた。

 

 

本作品のプリント版は2004年にサイン入り150枚、エディション番号のみ600枚の合計750枚で販売されていた。プリント版は2012年に10,600ポンドで転売され、それなりの数が出回っているため現在も市場でよく取引されているバンクシーの人気作品の1つとなっている。