ブログカテゴリ:アルベルト・ジャコメッティ



作品解説 · 07日 5月 2017
「指差す人」は、1947年にアルベルト・ジャコメッティによって制作された青銅彫刻作品。近代彫刻において最も重要な作品の1つと見なされている。 「指差す人」は6体鋳造されており、4体はニューヨーク近代美術、テート・モダン、デモイン・アートセンターといった美術館が所蔵している。ほかの2体は、財団、個人がそれぞれ所蔵している。 2015年5月11日ニューヨーク・クリスティーズのオークションで1億4100万ドルの値を付け、市場に流通する彫刻で最も高額な作品の1つと見なされている。クリスティーズは本作を「ジャコメッティの最もイコン的であり喚情的な作品」「希少なマスターピース」と説明した。

近現代美術 · 20日 12月 2015
アルベルト・ジャコメッティ(1901年10月10日-1966年1月11日)はスイスの彫刻家、画家、素描画家、版画家。戦後のフランスの彫刻界において最も高い評価を得る。父は後期印象派の作家のジョヴァンニ・ジャコメッティ。父の影響のもと幼少期から芸術に関心を持つ。 初期はシュルレアリスムの作家だったが、1935年ころから離れて独特の人間像を模索し始める。極力、余分なものをすべてそぎ落とし、本質に迫ろうとするその彫刻は、逆に周囲の空間をすべて支配してしまう不思議な存在感を放つ。 ジャコメッティはシュルレアリスム運動のキーパーソンとなるが、彼の作品を簡単にシュルレアリスムと分類することはできない。ある人は表現主義と呼び、ある人はフォーマリズムと呼ぶ。20世紀のモダニズムと実存主義における空虚で意味を喪失したモダンライフを反映していると批評もされた。 実存主義哲学家のジャン・ポール・サルトルはジャコメッティの作品に注目し、早い時期に論文を書いた。