ブログカテゴリ:マルセル・デュシャン



芸術運動 · 13日 1月 2019
コンセプチュアル・アートは、1960年代後半から70年代にかけて現れた前衛美術ムーブメントである。 ミニマルアートをさらに推し進めて、もはや絵画や彫刻という形態をとらなくても、構想や考えだけでも芸術とみなすというものである。アイデア芸術ともいわれる。そのルーツは、マルセル・デュシャンのレディメイド作品「泉」までさかのぼることができる。 ただ、コンセプチュアル・アートは、完全に手仕事、画家が自ら絵を描くことがなくなるため前衛美術とはいえない。コンセプチュアル・アートから「現代美術」「ポストモダン・アート」とみなしてよいだろう。

芸術運動 · 11日 12月 2018
「ダダ(Dada)」または「ダダイスム(Dadaism)」は、20世紀初頭のヨーロッパの前衛芸術運動。1916年にスイスのチューリッヒにあるキャバレー・ヴォルテールで始まり、その後すぐにベルリンをはじめケルン、ハノヴァーなど世界中に広がった。その表現形式は、視覚美術、文学、詩、宣言、論理、映画、グラフィックデザインなど幅広く含まれる。...

現代美術家 · 20日 10月 2018
マルセル・デュシャン(フランス生まれ:1887年7月28日-1968年10月2日)は、フランス生まれ、晩年にアメリカに帰化した画家、彫刻家、チェスプレイヤー。 デュシャンはダダイスムの情報誌の編集をしたり、《泉》のようなコンセプチュアル・アートを発表して、ダダイスムとは深い関わりがあったものの、活動詳細を調べるとダダ・グループの正式なメンバーではなかったと考えられている。デュシャンはダダイスムが標榜した「反芸術」ではなく「無芸術」だと言っている。 また多くのシュルレアリストとコラボレーション活動をしているためシュルレアリストと扱われることもあるが、ブルトンのシュルレアリスム・グループへの参加招待は断っている。 そうした面から、現在のデュシャンの美術史的な位置付けは、パブロ・ピカソ、アンリ・マティスらと並ぶ、20世紀初頭の造形美術において革新的な発展を促した3大のアーティストの1人と見なされている。

作品解説 · 17日 11月 2017
「L.H.O.O.Q」は1919年にマルセル・デュシャンによって制作された修正レディ・メイド作品。レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」の安物のポストカードに鉛筆で口髭と顎鬚を付け加えて、「L.H.O.O.Q」というタイトルを付けたものである。 題名をフランス語で発音すると「エラショオオキュ」になり、「彼女はお尻が熱い(俗語で「好きものの女だ」の意」と聞こえる。 この1919年という年は、ちょうどレオナルド・ダ・ヴィンチの没後400年に当たる年で、当時大変な人気を博していた。そうした時期にデュシャンは伝統、西洋文明、昔の巨匠の傑作数版に対する若い世代の反抗をうまく表現したものだと評価されている。 しかし、デュシャン自身は、特にダ・ヴィンチを小馬鹿にするといったわけではなく、これはデュシャンの女装用の名前ローズ・セラヴィにつながる性別混同遊戯・ペルソナ作品の系統に属する作品となる。

作品解説 · 01日 2月 2017
《ボトルラック》は1914年にマルセル・デュシャンによって制作されたレデイ・メイド作品。オリジナル版は紛失。1921年以降レプリカ版が何度か制作されている。 デュシャンはこの品物をパリの百貨店バザール・ド・ロテル・ド・ヴィルで購入。このボトルラックは当時のパリの一般家庭ならどこにもでよく見られてダイニングに設置された鉄のラックである。...

作品解説 · 01日 2月 2017
《プロフィール用の自画像》は1958年にマルセル・デュシャンによって制作された紙の作品。元々は、ロベール・ルベルの『マルセル・デュシャンについて』の豪華版に載せるプロフィール写真として作られたもの。金属の型をあてがって、それにそって手でちぎるという方法で制作されている。...

作品解説 · 01日 2月 2017
「ほどよい時期の小さい妹」は1911年にマルセル・デュシャンが制作した油彩作品。モデルは、当時13歳の妹のマグドレーヌ。肘掛け椅子に腰をおろし、身をかがめるような姿勢で、本をよみふけっているポーズを大きなタッチで極端にデフォルメして描いている。...

作品解説 · 01日 2月 2017
《1.水の落下、2.照明用ガス、が与えられたとせよ》はマルセル・デュシャンによるオブジェ作品。通称《遺作》。...

作品解説 · 01日 2月 2017
《折れた腕の前に》は1915年のマルセル・デュシャンのレディ・メイド作品。「レディ・メイド」という名称で呼ばれた最初のオブジェ。1915年にニューヨークにいたデュシャンは金物屋で雪掻きシャベルを買い求め、その上に《折れた腕の前に》と書いた。 デュシャンによれば、タイトルには何の意味もないという。...

作品解説 · 01日 2月 2017
《彼女の独身者によって裸にされた花嫁、さえも(通称:大ガラス)》は、1915年から1923年の8年の制作期間にわたって制作されたマルセル・デュシャンのオブジェ作品である。 この作品は、鉛の箔、ヒューズ線、埃などの素材と2つのガラスパネルを使って制作されたものであり、偶然の要素、透視図法、緻密な職人的な技術や物理学、言語学的な要素が集約された非常に複雑な作品である。 上パネルの「花嫁」と下パネルの9人の「独身者」のエロティックな出会いを表現している。1926年にブルックリン美術館で展示されたあと、作品移動中にガラスにひびが入り、デュシャンが修正したものが現在フィラデルフィア美術館に所蔵されている。

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